皆様明けましておめでとうございます。
2024年も大変お世話になりました。
昨年は能登半島地震で始まり、災害対策について見直す機会となりました。
くくるんでは、昨年5月より始まった災害対策ワークショップにて、自分と周りの人の身を守るための自助について皆様と一緒に学んできました。
また、今年度は実施した医療的ケア児に対する実態・ニーズ調査の結果を元に、ガイドブックを作成しております。
「どこに相談したら良いか分からない。」と言うご不安を少しでも軽減できるような分かりやすいものにしようと奮闘しております。
県民向け講演会では、あおぞらほっこり診療所の田中総一郎先生にお話しいただき、会場全体が温かい雰囲気に包まれました。
今月1月18日(土)には多職種交流会を予定しております。保健・医療・福祉・保育・教育それぞれの立場の方々に実際の支援についてお話しいただきます。
また、顔の見える連携体制の構築のためにも、ご参加いただけますと嬉しいです。
医療的ケア児支援法の制定から3年が経過し、くくるんができ2年5ヶ月が経ちました。
栃木県の医療的ケア児支援は少しずつ進んでいると実感しております。しかし、ご本人・ご家族にとりましては、まだまだ安心して自立した生活を送れるには道のりが遠いとも考えております。
地域に住むすべての子どもたちが「この地域に生まれてよかった」と思える社会の実現のために、これからも皆様のお力添えが必要です。どうぞよろしくお願いいたします。
今年もみなさまにとって、ワクワクする年になりますよう、お祈り申し上げます。